数と作品

制作

普段『数』ってものが結構重要やなと思っていて、自分が半分は技術職だから(数(回数と経験)が質を作る)という考えもあるし。

先日、仙台のカメイ美術館で見た蝶々の剥製みたいに、子供が珍しい蝶を一匹見つけて来たのと、大企業の偉い人が世界中を回り、14000匹集めたのではその意味が大きく変わってくるなと思っていて。

そいで『数』が何を表してるのかなぁって考えていたのですが、おそらくその人の『時間と金』の使い方ではないかと。
それを見ればその人の半生も価値観も一目瞭然で、そこから浮かび上がってくる驚異(狂気)の人格のシルエットに感動するのかなぁ〜と

いや、逆に『数』がその人のアイデンティティーになって、その人(作家)を作ってしまう場合もあるのかも
(それがなくなると自己もなくなっちゃく的な)

と思いながら、作品もアイテムも『数』大事やなと再認識しました。