前回の旅の続きを書こうとおもったのですが、製版機材 Mi Screen a4のメモを先に残しておこうと思います。
めちゃくちゃニッチなので、興味ない人はスルーしておいて下さい。
Mi Screen a4はサーマル式の製版機でシルクスクリーンめんどくさかった製版を一瞬でできる夢のアイテム。
この機材の詳しいことあんまりネットに載ってないので、
この機材で多色刷りの製版をする時の方法と色々と試した結果を書いておきます。
この機材は専用の枠で製版するので、割と製版位置がきっちりしてるのですが、専用のアプリが、1データ内に2個の画像データを置くことができない仕様なので、アプリ上で目視位置合わせみたいな適当な事ができない。
なのでイラレ上で四隅にトンボ(位置合わせの印)を描いて、一緒に203dpiでモノクロ出力するってのが一番良かったです。
イラストレーターのトリムマーク制作ってやつでトンボを作っても大丈夫なのですが、それだと上下左右の幅をとる(製版範囲が狭くなる)ので自分で描いてます。
適当ですが動画載っけときます。
あと専用の紙枠が結構高いのですが、自分でボール紙買って切っても作れました。(たぶん2mm厚ならなんでも大丈夫っぽい、拭き取る時に濡れるので防水性があれば尚良い)
専用枠を買ったボール紙の上においてマジックでなぞり、カッターで切る。
左右に空いている穴は、穴あけポンチで開けるとうまくいきました!!
最後になんども使う枠はアルミテープを貼って補強すると耐水性がアップしたので、めんどくさくなければこちらもおすすめ。
あと、メーカーは推奨してないですが、他社のサーマルフィルムも使えました。(自己責任でお願いします)
メーカーの純正では120メッシュしかないので、70とかで製版したい方(白ラバーの目詰まり対策とか)や、安く抑えたい方もチェックすればよいと思います。(リフィットフィルムって検索するば出てくる)
紙枠なので枠のテンションと耐久性がいまいちですが、アルミみたいに場所を取らないのと、一瞬で製版できるのは魅力的。
ただ機材本体のお値段が可愛くない。(27万ぐらいだったような気がする、この機材は多分壊れにくいので全然中古出てこない)
これからも色々と試して見ようと思いまーす。
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